米エネルギー情報局(EIA)は10日、2020年の国内原油生産が日量86万バレル減の1139万バレルになるとの見通しを示した。前回予想の80万バレル減を下方修正した。

 米国の原油生産は、5月の2年半ぶり低水準から回復している。原油価格上昇を背景に、シェール生産が大幅に回復しているため。

 ただし、EIAは、21年の第2四半期(4〜6月)はおおむね減少し、平均で日量1100万バレルに落ち込むと予想。新たに掘削活動が行われても、既存油井の生産減少分を埋め合わせるには不十分と指摘。掘削活動は、21年後半に増え、第4四半期(10〜12月)の生産量は日量約1130万バレルに達するとした。

 21年の米原油生産は、全体で日量29万バレル減の1110万バレルの見通し。前回予想は、日量36万バレル減としていた。