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昨晩のNYダウは反発。前週末比327ドル79セント高の2万9591ドル27セントで終えた。

英製薬アストラゼネカが23日、オックスフォード大学と共同開発する新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、最大90%の有効性を確認したと発表。米製薬ファイザーが開発中のワクチンの接種が12月11日にも始まる見通しになるなど、ワクチン開発を巡る好材料が相次いだ。

IHSマークイットが23日午前に発表した11月の米購買担当者景気指数(PMI)は総合指数が10月に比べ1.6ポイント高の57.9に上昇し、5年半ぶりの高水準となった事も一因。

午後には米大統領に就任する見通しのバイデン前副大統領が「財務長官にイエレン元米連邦準備理事会(FRB)議長を起用する方針」と伝わり、イエレン氏の起用で、新型コロナで打撃を受けた労働市場の改善に効果的な政策が打たれるとの期待が高まった。

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ナスダック総合株価指数は前週末比25.664ポイント高の1万1880.634と反発した。