「OPECプラス」は4日に会合を開き、2月の生産水準について協議する。

バーキンドOPEC事務局長は3日、OPECプラスの専門家会合で「希望が持てる兆しがある一方、21年前半の見通しは極めてまちまちで、なお対処すべき多くの下方リスクがある」と述べた。

OPECプラスは先月、1月から石油生産を日量50万バレル引き上げることを決定。21年に段階的に同200万バレル増産する計画の一環だが、一部の国からは新型コロナウイルスの感染が広がる中、一段の増産の必要性に疑問の声が上がっている。

バーキンド氏によると、OPECは21年の世界の石油需要を前年比590万バレル増の日量9590万バレル、経済成長率を4.4%と見込んでいる。