アルコアは2021年のアルミニウムの需給見通しについて、世界消費が前年比7%増と2014年以来の高成長を予測。内訳 は、中国は同5%増とコロナ禍の2020年に続き堅調見通しの一方、 中国以外は同10%増と大きくリバウンドすることが見込まれている。

一方、生産は中国の伸びが抑制されることが見込まれており、結果として需給バランスは均衡へと改善する見通し。

ワクチン普及や景気刺激策などが消費見通しを左右するものの、自動車業界回復(電気自動車)の恩恵を受ける公算は大きい。