米北東部の寒波や米株高に加えて、2月からサウジアラビアによる日量100万バレルの自主減産が始まり、国際需給引き締め観測から原油市場が堅調となっている。

更に、ゲームストップ株や銀ETFなど、ショートが狙われる恐れが意識される中、英国・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルがタンカー数隻分の北海ブレント原油を買うという噂が広まり、スクイーズ(踏み上げ)につながるとの警戒感が台頭していることも一因。