米フォード・モーター、米ゼネラル・モーターズ(GM)、英ジャガー・ランドローバー(JLR)はそれぞれ、全乗用車のEV化を表明。「脱炭素」の動きが先進国で本格化する中、ガソリン車・ディーゼル車に見切りを付ける流れが加速している。

フォードは17日、2030年までに欧州で販売する乗用車を全てEVにすると表明した。
ドイツの工場に10億ドル(約1060億円)を投資し、EVの生産体制を強化。
世界で25年までに少なくとも220億ドル(約2兆3000億円)をEV化に投じる計画。

JLRも高級車ブランド「ジャガー」を25年以降は全てEVにすると発表。

GMも1月下旬、35年までに全ての乗用車をEVにすると発表。

多くの国が温室効果ガス排出量を50年までに実質ゼロとする目標を打ち出したことが背景。