メキシコでは発電のほとんどを主に米国からパイプライン経由などで輸入する天然ガスでまかなっているが、米国南部を襲った記録的寒波の影響でテキサスからの供給が75%減少。国境に近い北部6州を中心に、電力不足が続いている。

これを受け、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、グアナフアト州シラオの工場での生産を16日夜から停止。ガス供給が十分に戻った段階で再開すると発表。米フォード・モーターも、ソノラ州エルモシージョの工場の一時閉鎖を決定した。