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週末のNY金(4月限)は続伸した。前日比2.4ドル高の1トロイオンス1777.4ドルで終えた。

18日に昨年7月上旬以来の安値を付け、値頃感からの買いも入りやすい中、英国の新型コロナウイルスのワクチン接種率は主要国のなかで最も高いことからのドル安・ポンド高が続いているほか、資源価格の上昇を背景に豪ドルやカナダドルもドルに対して堅調で、主要通貨に対してのドル安圧力が買い材料視された。

ただ、世界経済が新型コロナウイルスの流行を乗り越えて正常化していくと期待されていることは安全資産である金の重し。世界的に流行のピークを越えたような雰囲気があるほか、新型肺炎のワクチン接種拡大によって集団免疫を獲得できるとみられている。1回目と2回目の投与を合計すると、米国のワクチン接種率は17.80%まで上昇している。

また、景気回復見通しのなかで、米金利が上昇を続けるとみられていることも圧迫要因。米長期債利回りは一時1.36%付近まで上げた。