先週の大寒波の影響で一時閉鎖を余儀なくされていた米テキサス州湾岸沿いの製油所が相次いで再稼働に動いている。

モティバ・エンタープライゼズが操業する米最大のポートアーサー製油所(日量処理能力60万7000バレル)は22日、テキサス州環境品質委員会(TCEQ)に、期間17日の再稼働計画書を提出。

マラソン・ペトロリアムが、テキサス州テキサスシティーで操業するガルベストン・ベイ製油所(日量処理能力58万5000バレル)では、電力と蒸気を供給する装置の運転を再開した。

エクソンモービルは22日、テキサス州ベイタウン製油所(同56万0500バレル)の試運転を開始。製油所に供給される外部電力は先週末に復旧。21日は同社のボーモント製油所(同36万6024バレル)も再稼働した。