米下院は1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス対策法案を27日未明に可決した。1月に就任したバイデン大統領にとって法案審議を巡る最初の勝利となったが、民主党が求めていた最低時給の引き上げが盛り込まれ、上院では難航するとみられている

法案は民主党と共和党の議員数の219対212で可決。上院に送付された。民主と共和の議席が同数の上院だが、民主党は上院でも共和党からの支持なしで可決できるよう対策を講じている。