オランダの金融大手ラボバンクは23日発表の報告書で、2021〜22年度の世界コーヒー需給について、260万袋(1袋=60キロ)の大幅な供給不足になるとの見通しを示した。主要供給国であるブラジルで雨量が平年より少なく、生産量が減少するとみられていることが要因。昨年12月の予想では110万袋不足としていた。

ラボバンクは、21〜22年度のブラジル産コーヒーの生産量見通しを5620万袋とし、12月予想の5740万袋から下方修正した。コロンビア産については30万袋下方修正して1410万袋とした。