石油輸出国機構(OPEC)が11日公表した2月の13加盟国の産油量は、前月比64万7000バレル(2.5%)減の日量2484万8000バレルとなった。サウジアラビアによる90万バレル超の減産が背景。

 内訳は、サウジが93万バレル減の815万バレル。アンゴラも5万バレル減の111万9000バレル。
一方、ナイジェリアは約16万バレル増の148万8000バレル。イラクも約6万バレル増の389万8000バレルとなった。

 2021年の世界需要は前年比5.9%増の日量9630万バレルと見込んだ。