石油輸出国機構(OPEC)月報で、2021年の石油需要見通しを前月から小幅に上方修正した。

新型コロナウイルスの影響で上半期は下方修正する一方、下半期に回復するとみて、年間では日量589万バレルの増加を見込んだ。

月報では「21年の総需要は9630万バレルに達すると見込んでいるが、消費の大半は下半期に現れる」と予想。ただ、「21年を通して引き続き人の移動が弱まるとみられ、20年からの大幅な需要減を埋め合わせできるほど需要は伸びない」とした。

OPECは、今年上半期末までに経済活動が加速すると予想し、今年の世界の経済成長率予測を4.8%から5.1%に引き上げた。しかし、迅速な経済成長に反し、石油需要は移動規制によって抑制されたままとみて、「
旅行や運輸など特に石油を利用する分野は引き続き特に大きな影響を受けるだろう」と指摘た。