イラン核合意の復帰に向けて、米国と関係国の協議が先週末から始まった。米国はイランに核合意の遵守を要求している一方、イランは米国に制裁の即時撤回を求めている。

今週6日からもウィーンで協議が行われる予定。

イランは今年、選挙を控えており、安易な妥協は取りがたいと思われるが、米国の核合意復帰が年内のどこかで決まるようなら、イランの原油生産・輸出増加が材料視される。