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昨晩のNY金(6月限)は小反落。前日比1.4ドル安の1トロイオンス1741.6ドルで終えた。

米国債の利回り上昇を受けて軟調となった。時間外取引の安値を割り込み、1731.2ドルまで下落した。その後はドル安を受けて地合いを引き締め、1744.1ドルまで戻した。
欧州の景気回復期待からユーロが買い戻される場面も見られたが、ワクチン接種の遅れなどからドル高に転じ、金の戻りは売られた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、経済は改善しているものの、FRBが見据える目標の達成には程遠いほか、新型コロナウイルスによるリスクが根強く、先行きはなお「極めて不確実」という認識で一致した。