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昨晩のNY原油(5月限)は続伸した。前日比0.44ドル高の1バレル59.77ドルで終えた。

米エネルギー情報局(EIA)週報で製油所稼働率が84.0%まで高まり、景気が回復している米国の石油需要が高まる兆候があることが相場を押し上げた。米製油所稼働率はコロナショックで石油需要が急激に落ち込んだ昨年3月以来の高水準を更新した。米原油生産量が前週比で日量20万バレル減の同1090万バレルと、原油高のなかでも引き続き伸び悩んでいることも支援要因。

ただ、原油在庫は取り崩され市場予想以上に減ったものの、石油製品の在庫は増加した。前回、石油製品需要は日量2031万3000バレルと節目の同2000万バレルを上回ったが、今回は同1923万6000バレルまで減少した。

カナダで新型コロナウイルスの流行が急速に悪化していることは重し。

イラン核合意の復活に向けて関係各国が積極的に協議を行っていることは圧迫要因。今週は6日に続き、9日にも協議が行われる予定。

英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、欧州連合(EU)当局が7日、血栓との関連性を認めたと伝わった事も上値抑制要因。