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 NY金(6月限)は、再度、ネックラインを上抜き、リターンムーブからの反発パターン。価格帯別出来高の厚い1700〜1750ドルでの底固め確認。一目均衡表からは、V=1834.9ドル、E=1836.0ドル。別のカウントでは、V=1795.6ドル、N=1805.3ドル、E=1841.5ドルなどがカウント可能。

NYG10

 NY金はダブルボトム完成だが、米10年債利回りは、ザラ場でネックラインを割り込んだものの、終値ベースでは維持して、ダブルトップ完成にはならず。
 10年債がダブルトップ完成なら、NY金のダブルボトムの信頼性は高まる。10年債が横ばいになった場合は、NY金の上値も抑えられやすいが、ネックライン水準が下値支持として機能するのではないか?

 3月で金利上昇に伴う金下落は、織り込み済みの感。

 市場のテーマが金利から、地政学リスク等に移行すると、金は買われやすくなるだろう。