世界鉄鋼協会(WSA)は15日、2021年の世界鉄鋼需要見通しについて、各国の景気が新型コロナウイルス禍から回復するとして、昨年10月予想の前年比4.1%増から5.8%増に上方修正。

 ただ来年は成長が鈍化するとして、2.7%増の19億2500万トンと予想した。

 世界の大半の地域で力強い回復がみられる。自動車業界は立ち直り始めているが、建設業界はまだ厳しいとした。