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昨晩のドル円は、前日比05銭円安・ドル高の1ドル=108円75〜85銭で終えた。
週末とあって持ち高を調整する円売り・ドル買いが優勢だった。

16日の米債券市場で長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りも出やすかった。米株式市場で主要株価指数が堅調に推移した事も一因。

ただ、米景気の回復にもかかわらず米連邦準備理事会(FRB)高官からは金融緩和の長期化を意識させる発言が相次いでいる。主要通貨に対してドル安基調が続くとの見方から、ドルは対ユーロで売られ、対円にもドル売りが波及した。