米シンクタンク、シルバー・インスティテュートは22日公表のリポートで、2021年の世界銀需要が15年以来の高水準になるとの見通しを示した。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後に宝飾品や工業向けの取引が回復し、価格上昇に寄与するとみられている。

 上場投資信託(ETF)を除く21年の世界銀需要は10億3300万オンスで、20年実績(8億9610万オンス)を上回る見通し。

 21年の銀供給量は10億5600万オンスとなり、20年(9億7600万オンス)から増加見込み。