国際原子力機関(IAEA)は23日、イランの核施設査察をめぐり、グロッシ事務局長が同日予定していた記者会見を24日に延期すると発表。
イランによるIAEAの査察受け入れの期限延長が発表されるかが注目されていたが、IAEAは「協議を継続中」としており、決定は持ち越された模様。

査察は、2015年締結のイラン核合意が定めた核開発制限にイランが従っているかを監視する重要な手段。延長できなければ、核合意再建へ向けて主要国が現在進めている交渉に大きな影響を及ぼす。