6月6日に行われたザクセン・アンハルト州議会選挙の結果、キリスト教民主同盟(CDU)が2016年州議会選挙より7%pt増の約37%の得票率で勝利した。事前の世論調査でCDUと拮抗しているとみられていた極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は前回の25%から今回は21%と伸び悩んだ。

CDUが勢いを回復したとみられる一方、同州のハーゼロフ首相がCDU所属ながらもCDU上層部とやや距離を置いていることが得票率の回復につながった。