米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は15日から2日間、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。

景気回復を受けて量的緩和策の縮小に向けた検討に入るかが焦点。

利上げの予想時期が、従来の2024年以降から23年に前倒しされる可能性もある。

インフレ率は12年超ぶりの高い伸びに急加速し、FRBが目標とする2%を大きく超えている。

会合後には参加者の政策金利と経済の見通しが公表される。前回3月時点では事実上のゼロ金利が少なくとも23年末まで続くシナリオが示されたが、利上げ時期が23年に前倒しされるとの観測もある。
インフレ率も上方修正される見込み。