国家食糧物資備蓄局は16日、国家備蓄から工業用金属を放出すると発表。
商品価格抑制が目的。

家食糧物資備蓄局は、銅とアルミニウム、亜鉛の備蓄について、非鉄の加工・製造業者に「近い将来」、複数回に分けて入札で売却すると説明。

中国では今年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の景気回復と潤沢な流動性、投機買いで金属価格が高騰。政府は価格抑制に取り組んでいる。

中国が金属の戦略備蓄を最後に放出したのは2010年11月で、この時は銅は含まれていなかった。