アルゼンチンの港湾労働者らでつくる九つの労働組合は17日、18日午前0時から全国規模で24時間ストに入ると発表。

同国は新型コロナウイルス感染「第2波」に見舞われているが、ワクチンの普及が遅れており、労働者らは接種を求めている。

アルゼンチンでは現在、主要な収入源であるトウモロコシと大豆の収穫が始まり、輸出が盛んな時期を迎えているが、このところ、タグボートの船長や税関職員といった労働者による同様のストが頻発している。先月のストでは、ロサリオ州の農作物輸出主要港が一時まひ状態に陥った。同州は国内の農産物輸出の約80%を担っている。