米金融大手ゴールドマン・サックスは15日付の顧客向けノートで、今夏の北海ブレント原油価格予想を1バレル=80ドルに据え置いた。

サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の石油供給をめぐる合意が、今後数カ月の価格上昇を促すとの見通しを示した。

ゴールドマンは「今回の合意は、両国間の(大きくない)溝を埋め、潜在的な価格競争や不十分な増産といった(確率の低い)OPECプラスのテールリスクを取り除くのに役立つ」と指摘。その上で「われわれの強気相場予測に対するリスクは上向き傾向で、そうした動きへのきっかけは需要側から供給側にシフトしていると考えている」と付け加えた。

ゴールドマンは今夏の1バレル=80ドルという予測に対しては2〜4ドルの上方リスクを見込む一方、2022年の価格は75ドルと予想した。