中国国家統計局が15日公表した統計によると、同国の6月の1次アルミ生産量は329万トンと、5月実績(332万トン)を下回り、2カ月連続で減少。前年同月比では9.3%増加。

精錬所が集中する雲南省での電力不足が供給減につながった。

上半期(1〜6月)のアルミ生産は前年同期比10.1%増の1964万トンとなり、過去最高を記録。アルミ価格が採算基準を大幅に上回る10年ぶりの高値を付け、製錬業者が増産に動いた。

中国のアルミ製錬能力の約10%は、水力発電が盛んな雲南省に集中しているが、5月後半は深刻な干ばつで水力発電網に問題が生じ、当局は製錬所に電力消費を抑えるよう命じていた。

6月の卑金属(銅、アルミ、鉛、亜鉛、ニッケルなど)生産量は計549万トンと、前月(545万トン)を上回り、昨年12月以来の高水準となった。前年同月比では8%増加。