ゴールドマン・サックスは、「OPECプラス」の増産合意を受けて原油価格は小幅ながら上振れるとの予想を示した。

OPECプラスは18日、2年半ぶりの高値に上昇した原油価格を押し下げるため、8月から増産することで合意した。

ゴールドマンは顧客向けのノートで「合意には二つの着目点がある。小幅増産にとどめたことで今後数カ月間は供給不足の状態が維持されるだろうということと、投資不足の中で今後数年間は生産能力の拡張が必要だということだ」と指摘。

また、今回の合意は「OPECは将来の生産能力拡大を目指しつつ、投資競争を抑制する一方で、引き締まった需給を維持することに注力すべきだ」との同社の見解に合致するものだとしている。

原油価格については、同社は今夏のブレント価格予想を1バレル=80ドルとしていたが、合意を受けて2ドル上振れし、来年の予想も当初の75ドルから5ドル上振れするとの見方を示した。