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昨晩のNY原油(9月限)は、続伸した。前日比0.16ドル高の1バレル72.07ドルで終えた。

週初に大きく下げたが、経済活動の再開が加速し原油需要が戻るとの見方が強まり、押し目を買われた流れが継続した。米株式市場で主要株価指数が堅調に推移したことも一因
前日までに大きく戻した反動で短期的な利益確定売りが出た場面もあったが、米国株の上昇で需要に対し楽観ムードが強まり、プラスサイドに浮上した。ドル高や米大手石油ガス開発のベーカー・ヒューズ社発表の掘削装置(リグ数)の増加が圧迫要因になったが、ガソリン、ヒーティングオイルなど製品相場が堅調推移にも支援され、小高く引けた。

米ベーカー・フューズが発表した米国の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は387基となり、前週比7基増となった。