英国防省は30日、日本企業が所有してイスラエル企業が運航する石油タンカー「マーサー・ストリート」がオマーン沖で攻撃され、死者2名が出たことを明らかにした。攻撃は海賊によるものとされているが、イスラエルはイランを批判している。

イラン政府は今回の攻撃を自分たちの仕業と正式に認めていないが、イランの国営メディアが、今回の攻撃について、イスラエルが7月19-22日にシリアのシーア系民兵団の施設(軍事空港)を攻撃したことへの報復であると報じ、イラン側がイスラエルの船を攻撃したことを認める報道をした。

イスラエルでは、ガンツ国防相が軍幹部を集めて緊急会議を開いた。