ゴールドマン・サックスは8日、10〜12月期の米実質GDP(国内総生産)成長率予想を前期比5.5%増(従来予想6.5%増)に下方修正した。

新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の感染拡大により、サービス消費の回復が減速。「人との接触が多い分野やオフィス関連サービスなどでは、回復に時間がかかる」と指摘。

2021年通年の成長率見通しは前年比5.7%増(同6.0%増)、22年は同4.6%(4.5%増)にそれぞれ修正した。

同社は、デルタ株に加え、失業給付上乗せの終了など財政支出の効果が薄れることも消費を下押しすると分析。「デルタ株はすでに7〜9月期の成長の重荷となっている。財政効果の減少とサービス業の回復鈍化は、中期的に逆風となるだろう」との見方を示した。