2001年9月11日の米同時多発テロでサウジアラビアが実行犯を支援したとの疑惑について、米連邦捜査局(FBI)はこの調査に関する内部文書の機密扱いを解除した。

一部黒塗りのまま開示された16ページの同文書は、この疑惑に関していかなる結論も下していないが、サウジ外交官1人を含め、当時米国に住んでいたサウジ国籍を持つ複数の人物とテロリストらのつながりや、連絡のやり取りを詳細に示している。

ハイジャック犯19人のうち15人がサウジ国籍で、同時テロを首謀した国際テロ組織アルカイダ首領ウサマ・ビンラディン容疑者もサウジ出身だった。
サウジ政府のテロ関与を疑う見方が根強く残り、遺族の一部は、機密情報を開示しなければ、バイデン氏が今月11日の同時テロ追悼式典に出席するのを反対すると表明していた。

 サウジ政府はこれまで、テロへの関与を否定。在米サウジ大使館は8日の声明で「サウジが同時テロに共謀しているといういかなる主張も明確に間違っている」と改めて主張した。