中国・国家食糧食用油情報センターのモニター部門の責任者である李喜貴氏は23日、2021年中国農牧産業大会で、今年のトウモロコシの生産量が前年比4.7%増の2億7300万トンで史上最多になるとの見通しを発表。

中国で食用の食糧生産量は消費量を上回るが、飼料用は需給が逼迫。トウモロコシの生産量は21〜22年度に1233万トン増えるものの、輸入量は2900万トンで高止まりする見通し。

一方、黒竜江や吉林など中国東北地区のトウモロコシの産地では、物流の問題で地区外への出荷が増えていない。飼料用の旺盛な需要を背景とした価格上昇の恩恵も受けられないでいる。