代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインが急伸している。日本時間15日午後、国内主要交換所で1単位当たり680万円前後となり、4月中旬以来約半年ぶりの高値に迫った。

円安・ドル高進行に加え、米証券取引委員会(SEC)がビットコイン関連のETF(上場投資信託)を近く承認するとの観測が強まり、買いが膨らんだ。

米SECは日本時間同日未明、投資家向けの啓蒙用のツイッターアカウントで「ビットコイン先物ファンドに投資する際には、潜在的リスクと利益を慎重に比較検討するように」と呼びかけた。

これまで米SECは、暗号資産ETFの価格操作のリスク対応が十分ではないことなどを理由に、業者の申請に対する承認を先送りしてきたが、これに関連し、米ブルームバーグ通信が「来週にも取引が開始するとの楽観論が高まった」と報じたことで、上昇に弾みがついた。

今年に入り、カナダやブラジルの金融当局が暗号資産のETFを承認している。