ドイツの新たな連立政権樹立へ向け正式交渉を開始した社会民主党(SPD)、環境保護政党「緑の党」、自由民主党(FDP)の3党は、11月末までに交渉をとりまとめ、12月6日の週にSPDの首相候補ショルツ財務相を首相に選出して、政権を発足することを目指す予定。

SPDのクリンクバイル幹事長は、専門家で構成される政策についての作業部会が11月10日までに報告を提出する予定だと述べた。

緑の党とSPDは急進的な姿勢が共通するとみられているが、FDPは歴史的には保守派政党寄り。様々な政策が、効果的にまとまるか否かは不透明。