中国PPI

中国CPI


10月の中国卸売物価指数(PPI)は、前年同月比13.5%上昇。

伸び率は前月から2.8ポイント拡大し、1995年7月以来、26年3カ月ぶりの高水準となった。

消費者物価指数(CPI)は1.5%上昇。前月を0.8ポイント上回り、5カ月ぶりに加速に転じたものの、伸び率はPPIを大きく下回った。消費者への価格転嫁が進まず、中小を中心に企業がインフレ圧力にさらされている状況が浮き彫りになった。

CPIでは、豚肉の値下がりを背景に食品が2.4%低下。

一方、ガソリンが32.2%、ディーゼル油は35.7%と大幅に上昇した。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は1.3%だった。

市場予想はPPIが12.4%上昇、CPIは1.4%上昇だった。