気象庁は10日、太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年を下回るラニーニャ現象が発生しているとみられると発表。

この影響で、今度の冬は西日本を中心に寒気の影響を受けやすく、西日本と沖縄・奄美地方で平均気温が平年並みか低いと予想される。

前回は昨年夏から今年春にかけて発生。昨年12月中旬から今年1月上旬にかけ、厳しい寒さや日本海側の大雪の要因になった。

ラニーニャが来年2月の冬の終わりまで続く可能性は60%。