ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)は24日、2021年の世界白金市場が予想より大幅な供給過剰となり、22年もこうした状況が続くとの見通しを示した。

WPICは、年間約800万トンの白金市場について、21年は76万9000トンの供給過剰となると予想。過剰供給分は、13年の統計開始以来で最大になる。また、22年についても63万7000トンの供給過剰予想。

WPICは、南アフリカで製錬所の稼働停止中に積み上がった白金在庫が予想より早く消費され、供給量が増加していると説明した。

また、自動車メーカーは半導体チップ不足で減産を余儀なくされ、需要が減少。ニューヨーク取引所の保管施設で在庫が積み上がっているほか、上場投資信託(ETF)の投資も縮小している。

WPICは、来年も白金供給量は高水準になると見通している。だた、リサーチ責任者のトレバー・レイモンド氏は、南アフリカで積み上がった在庫を取り崩した後の22年ないし23年は、生産量が減るとの見方を示した。