間違いなく(インフレは)完全には織り込まれていない。
最も重要な2つが賃金と家賃を含む住居費で、これらは粘着的であり、上方リスクが大きいと見ている。したがって、FRBが市場の織り込みよりはるかに利上げを積極化しない限り、インフレはFRBの目標はもちろん市場の織り込みよりはるかに上にとどまるだろう。

インフレから身を守るため、幅広い多様なコモディティのバスケットのようなインフレ感応度の高い資産を物色している。

FRBが予想以上に流動性吸収を速める場合に備え、流動性の変化に対してより感応度の低い株式市場に注目している。

求めているのは世界経済の強い名目成長の恩恵を受け、流動性吸収への感応度が低く、おそらくはるかにバリュエーションが良い(低い)。例えば日本であり、わが社が現在株式市場で注目している市場だ。

中国がサイクルで(他国と)異なる局面にあるなら、他国がみな引き締めにより流動性を減らそうとしているのに、中国が市場に流動性を供給し経済成長を支えようとしているなら、もちろん中国は規制上のエコシステムを強化するため規制による締め上げをしているものの、同時に本当に魅力的なバリュエーションも見受けられ、さらに金融緩和環境もある。だから、中国株のチャンスを見計らいつつ中国の債券を持つ手もある。

Bloomberg