NYG

NY金(4月限)は、200日移動平均線割れ。心理的節目1800ドルを維持できず。2021年8月安値を起点とした上昇チャネル下限が支持線。仮に、その近辺まで下がると、RSIは短期的な売られ過ぎ感が示される。

NYGEURO

米金融政策の正常化加速思惑に加えて、ウクライナ問題や英国の政情不安などを背景にユーロ安が進んだことも金の売り要因。ユーロが下げ止まるか否かにも注意。

現段階で、金の底打ちは確認できないものの、底値圏に接近していると思われ、チャート上の底打ち確認を待ちたい。

株高と共に進む「良い金利上昇」なら金は売られるが、株安につながる「悪い金利上昇」なら、金の押し目は買い直される。