タカ派発言
 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は14日、昨年10月から今年1月にかけて4カ月連続でインフレ指標が力強かったことで、一段と速いペースでの利上げが正当化されるとし、7月1日までに100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されるとの見方を改めて表明した。

 
ハト派寄り発言
 リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は14日、シリウスXMラジオのインタビューで、FRBによる金利正常化の動きは「時宜を得ている」との考えを示したが、その具体的な内容は、今後インフレ率がどのように推移するかにかかっていると述べるにとどめた。

 米カンザスシティー連銀のジョージ総裁は、14日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、金融政策を引き締めるための「システマチックな」計画を望んでいるが、次回FOMCで50bpの大幅利上げに踏み切る必要があるかは確信が持てないと表明。「常に段階的に進めることが望ましい」との見解を示した。