英情報筋によると、英米の情報機関と軍特殊部隊の混成チームがウクライナに派遣され、ゼレンスキー大統領の首都キエフからの退避に向けた準備を完了させた模様。

大統領以下、政権幹部と最高会議(議会)指導者らが北大西洋条約機構(NATO)域内の国などに脱出し、亡命政権を樹立することを想定。受け入れ国にはポーランドや英国のほか、NATO加盟国ではないスウェーデンや、ロシア軍の支配が及ばないウクライナ西部に退避する選択肢も残されている模様。

国民(18-60歳男子)を盾にして、自身が脱出となれば、それに反する声もウクライナ内部から出てくる。親ロシア派がウクライナ新政権設立となれば、亡命政権との2重構造での停戦というシナリオも浮上する。