ロシアのリャプコフ外務次官は12日、ウクライナ侵攻を受けた米国による対ロ制裁について「経済分野での公然たる宣戦布告だ」と非難。ロシア側も対抗措置を準備していると述べた。

「第3次大戦の可能性に言及したのは米国の方で、ロシアは事態をエスカレートさせる動きをしていない」と強調。戦略的安定ついて米国との対話を続ける用意があると述べた。

一方で、米国との意思疎通は「恒常的に続いている」とし、「新戦略兵器削減条約(新START)」延長問題など核軍縮や戦略的安定に関する協議を継続する用意があると表明。