ロシアの独立系調査機関レバダセンターが3月に実施した調査で、プーチン大統領の支持率が83%と4年ぶりの高い水準になった。「支持しない」と答えた15%を大きく上回り、ロシア軍のウクライナ侵攻後も支持率の上昇が続いている。

プーチン氏の支持率は2月時点の調査では71%で、前回調査よりも12ポイント上昇。支持率は21年11月は63%だった。

ウクライナでのロシア軍の行動について、「支持する」と「どちらかと言えば支持する」の合計は81%。

調査は3月24〜30日にロシア国内の18歳以上の約1600人を対象に対面方式で実施。レバダセンターは独自の調査活動に取り組むなど、情報の信頼性が高いとみられており、ロシア国内での世論の実態が見えてくる。