資産運用世界最大手ブラックロックは8日、米長短金利の逆転が最近発生したものの、一部投資家による「人為的な圧力」が一因とし、米景気後退(リセッション)は差し迫っていないという考えを示した。

顧客向けノートで、「過去のイールドカーブ逆転とは異なる多くの要因を確認している」とし、期間が長めの国債利回りが、資金調達環境が改善している年金基金などの投資家によって押し下げられている状況を指摘。