yen

昨晩のドル円は、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=128円30〜40銭で終えた。

パウエル議長が午後に国際通貨基金(IMF)主催の討議に参加し、5月のFOMCで「(通常の倍の)0.5%の利上げを検討している」と述べ、FRBが金融引き締めを加速するとの観測から米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢だった。


朝方発表の失業保険統計で総受給者数は前週から5万8000人減の141万7000人となり、1970年2月以来、52年2カ月ぶりの低水準だった。調査会社カンファレンス・ボードが発表した3月の米景気先行指数も上昇した事も一因。

euro

ユーロは対ドルで3日ぶりに反落し、前日比0.0025ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0825〜35ドルで終えた。