米エネルギーサービス企業ベーカー・ヒューズ(29日までの週)によると、米国内の石油および天然ガスの掘削リグ稼働数は前週から3基増加し2020年3月以降で最多となった。価格上昇や政府の増産要請を背景に、稼働数は過去最長となる1年9カ月連続で増加した。

稼働数は前年同時期に比べ258基(59%)多く、4月月間では28基増加。

石油油リグの稼働数は前週から3基増えて552基で20年4月以来の高水準。月間では21基増加で、20カ月連続の増加となり、最長記録に並んだ。

天然ガスリグの稼働数は前週から変わらずの144基。月間では7基増加した。

月次の増加基調は記録的な長期間となったものの、週間ベースでは総じて1桁の増加にとどまる。エネルギー企業の多くが生産増強よりも債務返済や株主還元を優先しており、石油生産量はなお新型コロナウイルスのパンデミック前の水準を大きく下回る。