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週末のNY原油(6月限)は、続伸した。前日比1.51ドル高の1バレル109.77ドルで終えた。

米雇用統計後に米株が下落したものの、今週の欧州連合(EU)のロシア産原油締め出しの動きや、9日のロシアの戦勝記念日に向けて戦争がさらに激化して地政学的リスクが高まるとの見方で買い優勢で推移した。

ロシアの黒海艦隊のフリゲート艦「アドミラル・マカロフ」がウクライナ軍の対艦ミサイル「ネプチューン」による攻撃で爆発して炎上しているとの情報も流れている。

4日に欧州委員会のフォンデアライエン委員長が対ロシア制裁の第6弾として、ロシア産原油の段階的輸入禁止、具体的には原油の輸入を6カ月以内に、石油製品の輸入を2022年末までに、それぞれ段階的に停止することを提案しているが、難色を示しているハンガリー、チェコ、スロバキアの扱いが注目されている。3カ国には2024年まで輸入を認めることが協議された模様だが、合意には至っていない。週末に臨時のEU外相会合が開かれる予定。
    
国連の安全保障理事会はこの日、ウクライナの「平和と安全の維持に関して深い懸念」とするる議長声明を全会一致で採択した。なお安保理がウクライナ情勢をめぐり声明を出したのは初めて。
   
米ベーカー・フューズによると、米国で稼働中の原油掘削装置(リグ)数は557基と、前週比5基増となった。


買い一巡後は、株価下落もあり、上値が重かった。