欧州連合(EU)欧州委員会が提案したロシア産原油禁輸を巡る域内協議だが、欧州委が対ロシア制裁の一環として提案したロシア産原油の段階的輸入禁止を実行に移すには、加盟国の全会一致が必要となる。

ブルガリアのバシレフ副首相は8日、輸入禁止の適用除外対象に同国が指定されない限り、反対票を投じる考えを示している。

また、欧州委は、ハンガリー、スロバキア、チェコに対応する時間を与えるため、禁輸案の変更を提案している。