ロシアの供給混乱が悪化しているが、中東産油国と米国による生産量が徐々に増えている上、需要の伸びが鈍化しているため、深刻な供給不足は回避されると予想した。

石油製品の輸出減速や、制裁による国内需要の減少を受けて、ロシアの供給は4月に日量100万バレル程度減少したと推計。

制裁によって購入が手控えられれば、減少幅は5月に日量160万バレル、6月は日量200万バレル、7月以降は日量300万バレル近くに拡大するとの見方を示した。

ただ4月のロシアの石油輸出は前月比日量62万バレル増の日量810万バレルとなり、1─2月の平均に戻ったとしている。これは米欧向け供給が主にインドに向かったことが理由と説明。